と言ってもまぁ、細かい事は省いてみたり、知らない行事多かったり適当だったりと安定のクオリティ雛唯ですが、一応調べてみたりやってみたりする雛唯です。
今回は節分も無事終わって次の日には雛人形飾る予定が、ぎっくり腰wwww
でも2月雨水の日に飾るんじゃぁ、折角買った新品のお雛様見せびらかせない。。。という訳で。
節分過ぎて晴れた日に飾ってみました(0ω0)
じゃーん゚'・:*:.(・∀・).:*:・'゚
ま、あまり裕福ではないのでこんなもんで。
小さい子供が居る中で飾るのはやっぱりケース飾りが一番良いんだと思うのですが、人形屋さんの体験談を元に親王収納飾りにしてみました(・∀・)ノ
ちなみに写真を見て違和感を感じる人もいると思われますが、そうですひよ子のお雛様は髪型が違います。
実は
女雛には髪型が二種類あって、通常よくあるのは皇族方もされている”おすべらかし”といわれる髪型の女雛。
ひよ子の女雛は下げ髪(垂らし髪)と言われる形で、木目込み雛と呼ばれる人形によくある髪型です。
おすべらかしに比べて下げ髪は数が少なくて価格も割高な物が多いのですが、あまり見かけないタイプなので人形を決める一つの決め手にしてみるのもお勧めです(´∀`)
あ、
飾るのは節分の次の日・雨水の日以外だと、2月中晴れた大安or先勝の日がいいらしいです。
お正月飾りと一緒で、
ひな祭り当日だけとか前日からだけっていうのはあまり良くはないらしい。
買う時の決め手の大きな要因がケースか収納か段かだと思うので、ついでに人形屋さんに簡単なメリットデメリットも聞いてきたですよ(・∀・)
●ケース飾り
オルゴール有無・ケースの形や大きさ・段数・価格等、何と言っても魅力は多彩な選択肢で、自分で人形などをセットしなくていいし、ケースを水拭き⇒空拭きするだけなので掃除も楽、親王飾りから官女や五人囃子、お雛道具合わせた三段式や5段式までケースであって小さい子供が居てもいたずらされない。
ケースは基本的に開閉式なので、ケース内に収まるのであれば後で自分で好きな小物を増やしても良いそうです。
コンパクトな物もあるので
母親・姉妹等の雛人形をそれぞれ買って並べて飾ってみたりもできるし、人形屋としても一番売れる形だそうです。
ちなみに数を飾る場合は、横に並べていくのも良いそうですが、見栄えとして上下に飾るのが綺麗で横幅も要らないので便利だそうです。
下段⇒母親・中段⇒娘1・上段⇒娘2 みたいな。ただ、高さを変えるのに棚か何かが要るのでDIYのしどころですよ奥様!
ただし利点は多いケース飾りですが、
収納する際に注意が必要。大きさ・重さは結構あって女性だと一人で持ち上げれるけど移動大変位、ガラス・アクリル板がメインのケース飾りは収納の際に上に物を積むことができない。なので、収納の仕方的に押入れにしまうにしてもどうしても上部にデッドスペースがものすごい発生します。ぬいぐるみ程度の軽い物や小さい物なら多少平気ですが、言うなれば食器棚にあるガラスのグラスの上に食器を積むのをイメージしてもらったら良いそうです。
特にアクリル板が主流となった近年では、木箱にしまうなら別として普通にダンボールに入れるだけだと結構な確率でやっちゃう人がいるらしく、行ったお店では
購入した60~70%の方が後々ケース修復依頼に来られるそうですが、あれ特注なので結構高いそうで、中には最初に買った時よりもケース買い直す方が高い場合も多いそうです。
●収納飾り雛人形を飾る化粧台がそのまま収納箱になっているタイプ。箱は木製(桐が多いらしい)で、蓋を開けると中に雛人形用具一式が仕舞える様になっています。木製なので衝撃には強くて、
収納箱に納める⇒その収納箱をタンボール箱に入れる⇒上に一枚ダンボール板か薄いベニア板を乗せる⇒ダンボール箱を閉める の手順で仕舞うと、掃除機より軽くて大きくない物なら上に物も置けるそうです。
多いのは親王とお雛道具一部ですが、一応官女&お雛道具までの収納飾りがあるらしいです。
段飾りよりは掃除と片付けが楽でケースより見栄えも本格的だけど、ケース飾りよりは収納しやすいけど飾るのと設置中の維持が面倒といった感じで中間的ですが、他の段飾りやケースと違う利点なのは後で官女やお雛道具が手軽に増やせる事。
収納箱(化粧台)や段飾り台を増やせば飾る物を増やし続ける事が出来るので、子供や孫が親王を変えて引き継いで、自分でさらに飾りや人形を増やすことが出来る。
しかも収納時には全てを一つに積み重ねて置いておける。
人形屋で収納飾り立ち雛で作った7段飾りも見せてもらったのが、ひよ子の人形を収納飾りにした決め手です。
飾る為の段ももちろんながら、雛人形用具や人形自体はどれも1体ずつから販売されているそうで、毎年1つずつお雛道具を一緒に選んで買い増やすのも良いかもしれないと思いました。
●段飾りこれはもう王道ですよね(´∀`)
でも、飾れるお宅が限られるのも王道ですよね(笑)
愛情云々というよりは裕福なご家庭、本家筋や親戚の多いお宅の飾りってイメージなのは雛唯の想像力が貧相だからだろうか。
ちなみに段数自体は2~7段と幅広くて、最近人気なのは官女とお雛道具まで飾れる三段飾りだそうです。
何と言っても飾ると迫力が違う。現在では主流はケース飾りで中々こういうのを飾るスペースのあるおうちが少ないそうですが、やっぱり格が違う気がします。。。w
ちなみに
基本的にはセットで売ってる段飾りですが、収納飾り同様に自分で好きな組み合わせで作り上げる事も可能です。
ただし基本的には段セットで販売されているので、気に入った親玉だけを挿げ替える事も可能だそうですが、その場合は例えば通常の7段飾り+気に入った親王を購入といった感じで、最初からセットになっている場合よりもだいぶ予算はかさむとの事でした。
ちなみにこれは、決まった種類の中から親玉が選べる・親王&官女/五人囃子/お雛道具/段飾り台 とそれぞれ段ごとにセット販売されているなど、
人形屋によって対応が違うのでぜひ質問をして欲しいとの事でした。
●親王飾りちなみにこれは雛唯が特に気に入っていた作家さんの作品で、将来自分が欲しいなぁと思ったのでひよ子には買わなかった(酷
いわゆる男雛女雛の2体のみの人形飾りの事で、ケースや収納飾りのほとんどはこれ。
雛人形を持っている人やプレゼントした人もほとんどがこれではないかと思います。
最初「親玉かぁ確かにボスっぽいもんな」とか思ってた雛唯ですが、数年前に親王だと気づいて一人でショックを覚えてました(笑)
上でご紹介した収納飾りや段飾りで男雛女雛を子供や孫の物と入れ替えた後、じゃぁ残った自分のはどないすんねんってなる事必須。
そんな時はこんな感じで、少しだけ飾りと台や屏風を買い足して、親王のある日常を切り取った様にシンプルに飾るのも素敵だと思うのです。
台座は低く一枚板で、例えるなら旅館や料亭の飾り棚か、窓際にある人形や置物の様なイメージ。
もっと見てみたい方は、雛人形 平安絵巻 でGoogle検索してみると良いです。
若い頃や最初に買う物はどうしても華やかで色合いも華美な物を選んでしまうんだけど、今の歳で自分の雛人形を飾ると思ったら、こういう飾り方のおしゃれさが分かってきた今日この頃。
歳です(゚д゚)
【おまけ】ひな人形には髪型だけでなく
立ち雛と座り雛の二種類あります。
主流は座雛で80~90%はこちらを選ぶそうですが、年々と立雛を選ぶ人が増え始めていて、作家達も作る事が多くなってきているそうです。
というのも立雛は親玉飾りとして人形二体のみが多いのですが、座りでは表現できない着物の見事さと風格が良いのだそうです。
確かに雛唯も、立雛と座雛のどちらにするか最後まで悩みました。
他との飾り方が難しい立雛ですがその迫力と優美さはちょっと捨てがたいのですw
なのでお人形を決める際には
飾り方(ケース・収納・段飾り等)
見姿(髪型は下げ髪かおすべらかしか、着物柄や冠の形、官女や五人囃子の様子、お雛道具等)
親玉の格好(立雛か座雛か)
の三つがポイントになります。
左がおすべらかしの立雛、右が下げ髪の立雛
どちらも収納飾り同様に後から段飾りに変えていくことも可能ですが、立ってる分組み合わせが難しい。
でも何と言ってもその着物の広がりや風格が良いのです。。。
見姿で言うと、おすべらかし立雛の方が着物の色柄や装飾も華美な物が多いです。
これは作られ始めた年代というか歴史に理由があって、下げ髪が主流だったのが平安~江戸中期なのに対して、おすべらかし(大垂髪)が主流
になったのが江戸時代後期からだから。
これを知っておくと、古い雛人形を見たりする時に制作年代の判断の一つになります。
照明手段も増えた事によりよりはっきりと物が見える様になったこの時代では染物技術も発達して色種類が増え、その為に着物柄もより色合いがしっかりと、華やかな柄が可能となっていた江戸後期から主流となったおすべらかしの方が、着物の柄も色も多いのです。
着物柄の華美が発達したのは大奥などがあったからというのも理由の一つだそうです。
対して平安から主流となっていた下げ髪は、着物の色合いも自然の草花の色合いが多く、落ち着いた風合いの着物柄が多いです。
また当時使われていた色・使ってはいけない色・色の上位下位というのもあったそうで、より本格的な雛人形になるほどそれが忠実に再現されているとの事でした。
ちなみに皇族女性の十二単にピンクが無いのもこれが理由らしい。
現在に赤・ピンクを基調として着物柄が多いのは、ただ単に女の子の祝い事だから・”桃”の節句だからというのが大きいそうで、ひよ子の雛人形の様に髪型だけ平安風というのも増えています。
最近はより高貴なイメージを演出するために紫と白を基調とした柄も流行り出しているそうで、確かに桃の花びらと薄紫の十二単は見事でした。
あ、そうそう
最後に一つご注意を。雛人形は記事の通り2月立春に飾るので、
贈る場合は1月中旬~最低でも1週間前が失礼にならないライン。さらに、雛人形自体が目につきやすい形で活発に販売されるのは1月中旬からですが、人気のある物・価格に対して内容が豪華な物・お買い得対象・作家が作る限定品等は、
例えネット通販であっても結構な確率で1月中に売切れます。
雛人形自体は
大体12月のXmas前から本格的に流通が始まり販売され始めるので、ゆっくりしたいなら11月半ばから、どれを買うか・誰が贈るか・どういう形で贈るか(現物を一緒に買いに行く・お任せ又は指定して送ってもらう・立て替えてお金を後で貰う等)の計画を聞いたり立てるのがお勧めです。
地区によっては1月中旬前位に大商談会が地元ホールで開かれたり、人形屋さんの広告が入ったりも。
広島県では東広島市・三次市・広島市でそれぞれ開催され、目を付けた雛人形を半額で買えたりもしますが、朝のスタート時から一気に見て回らないとすぐに売り切れてしまう品も多数。
雛人形 商談会 等でGoogle検索すると、大規模な商談会があるかどうかも確認をすることが出来ますので、「えwwwまだ12月じゃんww」と言わずに早めの行動をお勧めします。
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