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果てしなく在り続ける
途切れず広がり続ける
淡く優しく明澄の、深く静かな静寂の蒼。
地平線に切り取られながら
尚も全てに濁らず在り続けるその色は。
ボク如きが近付いて良いものじゃ無かったんだと、気づくには少し遅すぎた穏やかな春の日。
それでもまだ濃さを増す想いを持て余しながら、過ごす時間は酷く緩やかに。
今日もまた少しずつ、流し忘れた涙の海は嵩を増す。
恋焦がれ、叫び求めようとも
決してこの手が届く事の無いその色は
唯一つの―――。
―蒼唯―