本来なら特に何のイベントもなぃ11月ですが、毎年この時期になるとどこかしらでイベントしてますよねぇw
普段ワイン飲まない人も「これだけはとりあえず」とヵ、毎年この日を心待ちにしている人も多いと思います。
でも、ちょっと待って。
何故こんなにもボジョレー・ヌーヴォーが騒がれる?
そして普通の新種ワインとコレって何が違う?
そもそも、ボジョレー・ヌーヴォーって何よ?
なんで、何種類もあんのよ?
。。。この疑問、「あるある!」じゃありません?w
というワケで今回は
【ボジョレー・ヌーヴォー色々】
意中の娘へのトークアピールには、いいかもですねw
やりすぎると引かれるので注意ですが(笑
★これは、そもそも何故「ボジョレー・ヌーヴォー」などという舌噛みそうな名前なのヵ?を知ると、すぐに理解頂けます♪
ボジョレーヌーヴォーとは、実は2つの単語を組み合わせられた名前なんです。
①「ボジョレー」
これは、ワインの製造される土地に関係しています。
そもそも「ボジョレー」とは、ワインの本場
フランスにある、ブルゴーニュ地方Beaujolais地区という場所の事を指します。
日本に島根ワイン・北海道ワインなどがあるように、向こうの国でもやはりそのワインの産地の名前を、頭に付けて分けているんですね。
ただ、フランスでは特にワインを作る産地が多い。。。そして1つ1つの産地がでかい。。。
なので分かりやすい様に、さらにそこからより産地を絞った名前を付けている訳です。
神戸ワイン・三次ワインみたぃなね。
つまりボジョレーとは、
フランスワイン→さらに絞ってブルゴーニュワイン→そこからさらに分かりやすくボジョレーワイン→略してボジョレー
という意味なのですw
②「ヌーヴォー」
これはフランス語で「Nouveau」と書き、日本語直訳では「新しい」という意味です。
つまりボジョレー・ヌーヴォーとは、
商品の名前ではなく、「新しい(ヌーヴォー)ボジョレーワイン(ボジョレー地区のワイン)」というカテゴリーにくくられる、ワインの総称という事になるんですね^^
ボジョレー地区と簡単に言っても、その地区に入る村の数は実に大量。さらにその中で、フランスの農業製品・ワイン・チーズ・バターなどに対して与えられる品質保証認証であるAOCに加盟している村は、じつに
96ヵ村。
同じボジョレー地区にあるからボジョレーとまとめられますが、同じ地区でも、その畑によってブドウ畑確立までに使用している土や環境改善は違うので、当然風味もそれなりに違います。
だから、一言でボジョレー・ヌーヴォーと言っても、色々なメーカーから色々な味わいが出ているんですよ♪
★では次に、ただ単に新種ワインなだけなのに、なぜボジョレー・ヌーヴォーだけこんなに騒がれたりブランドになったりしているのか? 世界的にはそれ程までは騒がれないのに、なぜ日本だけではこんなにもプレミアム扱いされて騒がれるのか?
これは、
・その製法、製造規約、定義、地区が、厳しく決められている事
・法律で定められている、飲用可能の開始日付
・その日になるまでは、例え醸造した本人であっても、1滴たりとも飲んではいけない事
が関係してきます。
昔、爆発的に景気が上がった「バブル経済期」をご存知ですか?(雛唯は生まれてないので知識のみです笑)
このバブル期、とにかく“特別な付加価値のある物・他とは違う物”がアホみたぃに優遇され、何よりも重要視されていたそうです。。。理由としては、お金が余って大概の物が買える中、より日本は特別なんだという意識が高かったからだと説明されました。
そんな中、ボジョレーヌーヴォーは日付変更線からの位置の関係で、世界で1番早く解禁されるのが日本でした。当時からワインのブランド力では他国の追随を許さなかった、フランスワイン・ボジョレーワイン=高級なワイン・格上のワインというイメージも手伝い
、“世界中で、1番早くフランスのボジョレー新酒が飲めるのがこの国なんだ”という付加価値が、当時の中で強く意識に残ったわけです。。。
そして、それによってボジョレー・ヌーヴォーは日本で爆発的に流行りました。
これが、現在の日本でのボジョレーヌーヴォー定着に至り、今のボジョレー・ヌーヴォー解禁のお祝いに繋がっていると思われます。
さてはて、語ると長いワインの中でも、特に長くなってしまうボジョレー・ヌーヴォー。
次回は
【ボジョレー・ヌーヴォーの定義とランク・メーカー別お勧めの味わい方】
をお送りします(*´∀`)ノ
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